悪魔の沈黙


投稿者:江東ユーミン


死。それは誰にも平等に訪れる逃れられない運命。
人間は生まれてから死に向い
うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううjきいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
安心してくれ。実存主義哲学者ごとく気が狂ったわけではない。愛猫がキーボードを踏んづけて過ぎ去った。私がPCで色々やってると構ってほしいのか、画面に浮かぶものに興味を持つのか寄ってきて、モニターの前でぐでんと寝そべるのだ。その可愛らしいこと。猫とはまこと面白い生物である。
猫はさておき、厨二くさいタイトルは貴志祐介の『天使の囀り』をもじったものだ。主人公の恋人が病的なタナトフォビア(死恐怖症)なのだ。その恋人は自殺を遂げる。少しネタバレになってしまうが、ある線虫が人の脳の一部に寄生し、感情をコントロールするようになるのだ。ググって興味を持ったら読んでくれ。
私はタナトフォビアではないが、死に興味がある。タナトフィリア(死性愛)と言っても過言ではない。人生は選択の連続で、一日にしても意識の有無を問わず何百という選択を我々はしているのだ。だが、死に方は選べない。事故や病気でいつ死ぬか分からないけど、いつかは死ぬ。生きている限り常に死と隣り合わせなのだ。おそらく多くの人間はそれを意識していない。特に若いときは。渋谷のスクランブル交差点に立つと、ここにいる人々はどこかで生を受け、それぞれの人生を歩み、やがて死ぬことを想像するとエモくなる。あゝ人生。悟ったり、達観してそう思うのではない。彼らの人生の物語を思うと愛しくてやまない。私が小説好きなのも、そこに誰かの生き様があるからなのかも知れない。
さあさあ、こんな駄文を書いている間にも隕石が落ちてきて死ぬかも分からない。色々な人に救われたこの命、限りある時間を文字通り一生懸命生きるとしよう。その日が来るまで。

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