◆2023年11月の日記◆

11月6日(月)

化調まみれの生活にはもう飽きただろ？
しばらく更新もせずいきなり聞くのもどうかと思いますが、みなさんはラーメンは好きですか？ 私は大好きです。
さて、弊サイトでは私がどこに住んでいるかを書いておりませんでしたが、
実は江東区に住んでおります。
なので、今回は江東区のラーメン屋を色々紹介できたらと思います。

・竹岡式ラーメン竹徳
江東区で数少ない竹岡式ラーメンが味わえる店です。
竹岡式ラーメンとは何ぞや？という話ですが、
焼き豚ベースの醤油ダシ＋薬味(タマネギとか)＋乾麺という、
真っ黒なスープのラーメンを指します。
好みは分かれる所ですが、私は好きです。
ただ、この店は竹岡式ラーメンを改良した「改」をおすすめします。
上記をベースに生麺＋自家製スープを追加したもので、本当に絶品です。

・ラーメン凛 砂町店
いわゆる二郎系ですね。
二郎系にしては比較的席数は多く、並ぶことはそんなにないですが店長1人で回しているのが驚きです。
汁無しが絶品でして大変おすすめです。
二郎系にありがちなコール的なものはないため、そこだけ注意が必要です。(私は初来店時に全マシと言ってしまい恥ずかしい思いをしました)。

・超ごってり麺ごっつ 亀戸店
いわゆるチャッチャ系の店ですね。
朝4時でも営業しているため、終電を逃したときに酒で脳が溶かされたまま吸い込まれることが多いです。
私のおすすめはつけ麺です。
無料で麺の量が増やせるのはもちろん、スープもチャッチャ系ベースに魚介のうまみがプラスされておりとても美味です。
テイクアウトもやっていますが、冬場にそれをやると外出て一瞬でスープの脂がガチガチに固まって食えたものではなくなるのでおすすめしません。

・らーめん弁慶 門前仲町店
この店に関しては好きなのか嫌いなのか、自分でもわからなくなっています。
歴史を遡るとホープ軒から独立したらしく、言わずもがなチャッチャ系なのですが私のおすすめはつけ麺です。
このつけ麺に関してはスープが強い。これに尽きます。
色々なラーメン屋に行っているはずですがここまで脳を焼かれるようなスープは他では味わえないと断言できます。
しかし、一口目は良いのですが冷えっ冷えの麺のせいで食べれば食べる程スープが固まってまずくなるのでこれが難しい所。
いつも完食後にはもう二度と行かない、そう思いつつしばらくすると吸い込まれるという不思議な店です。
なかなか人には薦めづらいですが、本当に唯一無二の店だと思います。あえて言うならつけ麺は塩＋太麺＋脂少な目でオーダーすれば大分食べやすくなります。

サクっとまとめてしまいましたが、少しでも今後江東区に訪れる人達の参考になると幸いです。

さて、私は本日「シュタインズゲート 比翼連理のだーりん※」を初めてプレイしました。※タイムリープをテーマにした作品「シュタインズゲート」の恋愛的要素を強めたファンディスク
無印を終えたのは高二の秋か冬くらいだったので、悲しいことにシュタゲ(シュタインズゲートの略称)をやるのはもう14年ぶりということになります。
久しぶりにこういうゲームと向き合った結果出た感想は、ギャルゲーって出汁だな、でした。
そう、私はここ数年間化調(化学調味料)まみれの生活を送り続けてきたのです。
常々思うのはアニメというものは本当によくできていて、椅子でほんげーと座って観ていれば内容が頭に入ってくるようになっています。(無論例外もありますが
私がその簡便さに気づくきっかけの一つが約4年前に「この中に1人、妹がいる！」を観たことでした。
皆さんも数多の萌え作品に長く触れ続けているので、
きっと同意いただけるかもしれませんが、媒体を問わず切る切らないの判断はいかに自分がこの作品に没入できるか(主人公に自分を重ねられるか)でしているのではないでしょうか。
特に社会人になり萌えに時間を割くことに対し効率性を考え出すとなるとなおさらの事だと思います。
そういう意味だと所詮紙芝居なギャルゲーは本当に弱いです。
これは私自身が今日ポチポチとシュタゲをやってた時強く感じたので間違いないはずです。
というのも、アニメとは違いギャルゲーはモノローグが主体だからです。
アニメは視覚＋音声で20分強で話の筋がキャッチアップできるようパッケージされていますが、 ギャルゲーはどこで話の本筋が見えてくるかもわからず横道に逸れることもしばしばあります。
だから、萌えを手早く摂取したいならふらっとラーメン屋に吸い込まれるようにアニメを観てしまうのが確実なのです。
しかし、ギャルゲーは状況描写が丁寧な分耐えれば耐えた分だけリターンが大きくなります。
今日、桐生萌郁(シュタゲの作中で数少ないメガネっ子で、携帯のメールベースでしか会話ができない女性)のルートを終えて強く思いました。
出汁を啜るのって悪くないなと。
そう、ギャルゲーをやる時って最初口パク以外まともに動かない画面をぼーっと眺めているだけでつまんねーと思う、確かにそうなのですが、
気づくと仄暗いボロアパートの一室で彼女の手を握っている、そんな俺がいることに気づくのです。
この感覚は小説版のNHKにようこそ！を読んだときにも感じましたね。
作品として多くの人に勧めるならアニメ版なのですが(手軽に話の筋を追えるので)、
でもやっぱり小説でしか得られないものは確実にあると思っています。そう、いかに面倒くさかろうがインプットは多いに越したことはないのです。
だから、アニメのような化調で手軽に萌えてしまうのは確かに楽だが、本当にそのままでいいのか？という所を改めて考えてみたい、そんな夜でした。
改めて皆さんに問いたい、化調まみれの生活にはもう飽きただろ？と。