シーズウェアのバグゲー、luv waveがジャンク品で転がってたのでプレイしてみました。今になってこんな15年以上前のゲームやろうと思う人もなかなかいないと思うのでネタバレもフツーにします。
サイバーパンクな世界観がウリのこのゲーム、早速起動といきたいとこなのですがVista以降だとdllファイルを探してくる必要があったり
進行不能になるバグがあったりパッチを当てるにしてもタイミングを間違えるとセーブできなくなったりとメチャクチャな仕様のおかげでまともに遊べるようになるのに1時間ぐらいかかってしまいました。(古いゲームなので互換性の問題は仕方ないのですが)
パッチ当てても音声とテキストが噛み合ってないとこが全然直ってなかったりするのですが少なくともプレイする上で支障はないので気を取り直して起動します。
オープニングデモでいきなり誤字っています。期待が高まりますね。
忘れてましたが、このゲームの目的は諜報員やってる主人公が蔓延したコンピューターウイルスの原因を周りの助けを借りながら突き止めていくことです。コマンド総当り方式で、マップを移動しながらフラグを
立てていくことで8つのエンディングに分岐します。ただ、分岐の仕方がかなり複雑な上に1周するのに20時間前後かかるので自分はエンディング1つみただけで諦めてしまいました。
右奥が主人公、手前が主人公を手助けするロボットのアリスです。メンテナンスしてくださいと言いながら服脱ぎだすシーンはさすがに吹き出しましたが、この辺はいかにもサイバーパンクなエロゲって感じがします。
舞台が2039年の東京なので新宿、お茶ノ水、中野など実際の街が出てくるのは面白いですね。このCGは中野駅北口だと思いますがバスターミナル付近を除けば今とあんま変わってないですね。
と、まあ女社長キャラが脱糞したり若本規夫が声当ててるキャラが登場して5分ぐらいで殺されたりといろいろ見どころはあるのですが面倒なのでネタバレに移ります。今luv wave攻略中の人がどこかにいる可能性もあると信じて、一応反転して見れるようにしておきます。
ゲームを1周すると真由美というキャラが出てくるのですが、そいつが主人公のかつての恋人であり、アリスの生みの親でもあります(実はアリスはロボットではなく、四肢のない未熟児として生まれた人間です)。真由美は父親による人体実験に利用され死を悟った時、自分の脳をネットワーク上にコピーしました。
肉体を失ってもなおネットワーク上に意識を移したままの真由美はやがて精神崩壊を起こしたのですが、それがコンピューターウイルスの正体だったというオチです。
すでに理解できない内容なのですが真エンディングはもっと凄いです。ゲーム序盤から登場する秋葉原の電気屋のオバちゃんが実は大いなる意思のような存在で、真由美の誕生からその他全てを
操っていたというオチです。自分は真エンディング見てませんし、ガセだと思ったのですがこのゲームのシナリオライターが自身のサイトでそう書いてるので信じるしかないみたいです。
これだけ見るととんでもないクソゲーに感じるかもしれませんが、なんだかんだで自分はドチャハマりしてたので世界観やシナリオに魅力があったんだと思います。分岐をわかりやすくするか完全に一本道にしてバグもなくせばもっと評価された気がするだけにいろいろ残念な作品でした
相変わらずクソつまらん内容ですみませんが以上です、ありがとうございました
前に戻る