プリンセスチュチュ- 各話メモ



以前「プリンセスチュチュ」を観たとき、なんでこうなったんだっけという箇所がいくつかありモヤモヤしてたので観返すことにしました。
同じ事態にならないよう、ここでは各話メモを残していきます。不定期に更新していきます。

1話「あひると王子さま」

昔、男は1つの物語を書いた。王子が大ガラスを倒す話である。
大ガラスは物語の外に逃げたが、王子は自分自身の心臓により封印したのだった。

Aパート


金冠学園バレエ科に通う女の子、あひるは夢を見ていた。
湖で王子が踊っている。
王子の正体は「みゅうと」というあひるが想いを寄せている先輩だった。 みゅうとは悲しそうな顔をしているので、笑顔になって欲しいと願った。
突如、物語の語り手でもある老人ドロッセルマイヤーが登場。驚いたあひるは夢から覚める。
遅刻したかと思い講堂へ急ぐが、がらんどうだった。そこに一人で踊るみゅうとの姿を見つける。
意中の人を目前にし、恥ずかしさのあまり転ぶあひるだが、みゅうとに支えられる。みゅうとは足を怪我してしまうが、意に介さない様子だった。ここで、講堂に男が入ってくる。「ふぁきあ」というその男は、みゅうとを外に連れて行ってしまう。

始業の鐘がなる。どうやらあひるは時間を勘違いしていたらしい。
稽古場での同級生と会話の中で、みゅうとには「るう」という恋人がいたことを思い出す。
ねこ先生が入場。ねこが先生であることに違和感を覚えるあひるだが、周りからすると普通のことらしい。
「先生って猫だったっけ?」と思わず口にするあひるに対し、ねこ先生怒る。「私と結婚してもらいますよ」と脅してくるのはこの後も定番の流れになる。
るうが稽古場に入ってくる。るうはあひる達とは違い特進クラスである。あひるはるうの踊りを観て、みゅうとに釣り合うのはるうしかいないことを痛感するのだった。

Bパート


みゅうとに怪我を負わせてしまったことを謝らなければいけない、と思ったあひるは男子寮に向かう。
ふぁきあにみゅうとに会わせてもらうようお願いするが、相手にしてもらえない。仕方なく自室へ戻った。
あひるはみゅうとにしてあげられることがあるなら死んでもいいと一人呟く。
突如どこからともなくドロッセルマイヤーの笑い声が聞こえてくる。「水は流れ出した、時間は流れ出した」と言うドロッセルマイヤーだが、あひるにはなんのことか検討もつかないようだった。

翌朝、男子寮の垣根に身を隠すあひるの姿があった。事情を知らない同級生は告白でもするのかと思い、応援している。
窓に佇むみゅうとを見つける。巣立ちしようとするカナリアを見つめているようだった。
カナリアが飛び立とうとする刹那、カラスに襲われてしまう。みゅうとは身を挺してカナリアを守ろうとするが、拍子に窓から転落する。
「主人公が死んでしまったらこの話はどうなる、誰が助ける。お前が話を聞かせるのか」と言うドロッセルマイヤー。あひるは理解しきれていない様子だが、自分が助けなければと思う。
その瞬間、あひるはプリンセスチュチュに変身する。辺り一面を花畑にすることで、みゅうとを救うのだった。
ほっとするのもつかの間、「お前はただの鳥のあひるだ」というドロッセルマイヤーの言葉と共に、あひるは鳥のあひるの姿になってしまった。


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