BASE



このページでは最近始めたベースの話をしようと思います。 とはいえ、いきなり話すのもアレなので私がベースを手にするに至った経緯から説明します。 バンドというものに興味を持ち始めたのは中学の頃で、楽器はやらないものの自分でバンドをやろうというやる気だけはありました。
その頃の活動に関してはこの記事を参照いただけると幸いです(一人称が不安定)。

とういうわけで紆余曲折を経て高校入学して9月くらいにようやくギターをちゃんと始めました。最初のギターはAria Pro IIのマグナです。
高校入学当初に軽音楽部の部活紹介で青春パンクをやっているのを観て、こりゃダメだと諦めてたのですが、 パソコンの授業のときに隣のやつがプライマル・フィアのホームページを閲覧していて、 意気投合した後そいつが軽音楽部と知って入部したのがきっかけでした。
基本的に文化祭くらいしかライブの機会はなく、それでもぼちぼちモチベを保ちつつ練習していたのですが、 あっという間に卒業の時期になっており後輩から寄せ書きをもらう側になっていたのでした。
もらった寄せ書きにはでかでかと「BASE」と書かれていました。

その後も粛々とギターは続けていたのですが、 今はベースをやっています。 Aria Pro IIです。

バンドにベースとして参加することになり、ベースをやるぞとなって駆けつけたハードオフ秋葉原店でこれを見つけて即購入しました。 スプリットピックアップ×2を無理やりスラントマウントしてるのがオシャレですね。いわゆるPPJベースです。
一応このレイアウトにもわけがあって、ボンヤリしがちな低音弦部分をブリッジ側、キンキンになりがちな高音弦部分をネック側に角度をつけて寄せてバランスをとろうとしてるみたいです。 とはいえWarwickやSpectorみたいに通常と逆向きの配置にするだけというのが健常者の発想なので、 こんなレイアウトは90年代以降一度も出てないはずです。
んでピックアップはダンカンSPB-3×2とSJB-3bに交換してます。 PPJの配線図なんてまず存在しないのでなかなか苦労しましたね。ブリッジ側も幅が足りず彫刻刀で掘ってます。 あとはトーンは邪魔なので回路ごとカットして埋めてます。
ボードは組んだばかりで大したもんではないのですが、 SD-1はオペアンプをOPA2134PA(ついでにソケット化)、電解コンデンサをだいたいファインゴールドに交換し、 定番の9V電源対応化とずいぶん前ファミコン改造したときに余った青色LEDにしてます。パーツはいつもの千石電商で購入しております。
日常的にこういう店に通うという行為は、ポストゼロ年代オタクに対してマウントを取るにあたり効果的なことだと理解してます。 他には無線のムの字もわからないがラジオデパートの無線コーナーを練り歩く、動かせるマシンはないけどBEEP秋葉原でアーケード基盤を眺める、等が例として挙げられますので実践してみてください。

こんだけやっても事前に録音していた音と比べて何が変わったか1ミリもわからなかったので(LEDが青く光るようになったのは確認できました)、 費用対効果が高いとは言えない気がします。こういうのやる度に思うのですが、どう変わったかというより自分の手で改造したという事実で欲求を満たしてるんだと思います。
というわけで、寄せ書きに「BASE」と書かれて7年経ったのですが、今は元気にBASISTをしています。 何をするにせよ忘れられてしまわないくらいの力はつけときたいところですね。 最後に中学生時代のギター音源を発掘したので(曲のアイデアとして録っていたつもりらしい)、初心忘るべからずということでリマスターして貼っておきます。

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